伊勢新聞

美術、山野草、生け花など展示 津・久居地域文化祭始まる 三重

【写真や絵画が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで】

【津】三重県津市久居地区の文化団体が1年の成果を発表する「久居地域文化祭」(同祭実行委員会主催)が28日、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで始まった。盆栽・山野草▽生け花▽茶会―の3部門は29日まで開催し、美術部門は11月3日まで展示する。最終日にときの風ホールで邦楽発表会がある。10月31日は休館。

久居文化協会に所属する5部門約30団体で実行委員会を作り開催。美術は日本画▽洋画▽書道▽写真―約80点を展示し、生け花は小原流▽勅使河原和風会▽池坊▽未生流―の4流派42人が秋の花材を中心に華やかに飾った。

【にぎわう山野草の即売=津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで】

松などを見事に仕立てた盆栽の展示、屋外の山野草即売、茶会などもあり多くの人が訪れた。

盆栽・山野草部門の「盆好会」の福岡伸一会長(73)=一志町=は「今年は暑かったので育てるのが難しかった。花や実を展示時期に合わせ皆丹精込めている」と話した。