28日に鹿児島県で開幕する特別全国障害者スポーツ大会(全障スポ)「燃ゆる感動 かごしま大会」の三重県選手団の結団壮行式が26日、津市広明町の県庁講堂であり、選手、監督らが健闘を誓った。
県内からは陸上競技、水泳、フライングディスクなど9競技に63人の選手が出場する。団体競技のサッカー、グランドソフトボールはブロック予選を勝ち抜いて本戦に駒を進めた。
平成30年の福井大会以来の全障スポ出場の視覚障害者の野球「グランドソフトボール」は過去優勝の実績がある。
結団壮行式では県旗が一見勝之知事から前田浩司県障がい者スポーツ協会会長を経て、旗手で陸上競技の高木汰偉伽選手に託された。
新型コロナウイルス禍の影響で当初開催予定の令和2年から3年延期されての開催のため、大会に回数をつけない「特別全障スポ」として実施する。前田会長は「プラス3年の思いを受け取り、また感謝して、大会に臨む」と決意表明した。