伊勢新聞

新加入選手ら健闘誓う 女子ハンドの三重バイオレットアイリス 

【29日のホーム開幕戦を前に意気込みを見せる(前列左から)菊池、初見、團(後列左から)新井、林主将、山口、千葉の各選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】21日に開幕した「第48回日本ハンドボールリーグ」に合わせ、三重県鈴鹿市を拠点に活動する女子ハンドボールチーム「三重バイオレットアイリス」の新人選手や移籍選手ら計9人が25日、鈴鹿市役所を訪問し、末松則子市長に健闘を誓った。

ことしの新人選手は新井梨奈選手(23)=東京女子体大卒=、菊池美羽選手(23)=中京大卒=、千葉夏希選手(23)=東京女子体大卒=の3人。

そのほか、初見実椰子選手(26)、山口眞季選手(26)の2人は、いずれもソニーセミコンダクタマニュファクチャリングから移籍した。

来庁した黄慶泳監督(54)は「日本一になる目標は変わりない。一戦ずつチームが成長する過程を大事にしながら全員で戦う」、林美里主将(28)は「今までの経験と主将としての自覚と覚悟を持ち、結果で鈴鹿を盛り上げていけるよう頑張る」とそれぞれ意気込みを語った。

新人選手らは「思い切りのいいプレーでチームを元気づけられる選手になりたい」「チームの中心となって引っ張っていける選手になりたい」などそれぞれの抱負を話した。

そのほか、このほどアジア競技大会で日本代表の一員として活躍した團玲伊奈選手(27)と新井選手が、初優勝の金メダルを末松市長に披露した。

末松市長は「スピードと持ち前の明るさ、粘り強さで一勝でも多く勝ち進んでほしい。多くのみなさんに夢と希望を与えるチームに成長して」と選手らを激励した。

29日午後1時半からAGF鈴鹿体育館で、ホーム開幕戦がある。対戦相手は大阪ラヴィッツ。昨季の成績は11チーム中六位だった。