追田さんと会員の絵画93点 四日市で「三重・丘の会展」

【作品を講評する追田さん(右端)=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県鈴鹿市石薬師町の石薬師公民館絵画教室と自宅アトリエ教室を主宰する画家、追田清さん(82)と会員35人による、第18回「三重・丘の会展」が24日、四日市市安島の市文化会館で始まった。小品から100号までの油彩画を中心に、93点を展示している。29日まで。

増井美鈴さん(71)は、緑したたる風景から残雪の黒岳(北海道)を望む、第一美術協会展入選作「北国の新緑」(80号)、樋口芳子さん(79)は、ノリタケの森(名古屋市)のれんが造りの洋館を質感豊かに描いた、同展入選作「歴誇る」(80号)などを出品している。

第一美術協会OB会会員の追田さんは、京都・芦生の森の風景「旧トロッコ道」を出品。「皆さん年々力をつけ、見応えある作品がそろった。多くの方々に見て、感じていただきたい」と語った。