伊勢新聞

29日にまつりと大祭 大紀町、「初穂曳」参加募る 三重

【「大紀ふれあいまつり」と「瀧原宮大祭」をPRする山添事務局長(右)ら=大紀町崎で】

【度会郡】三重県大紀町滝原にある伊勢神宮内宮の別宮「瀧原宮」周辺で29日午前10時―午後3時、大紀ふれあいまつりと瀧原宮大祭が4年ぶりに開かれる。

「大紀の祭りと食」をテーマに、大紀町観光協会と瀧原宮大祭運営委員会が主催し、初めて同時開催する。午前9時から、収穫された新穀を奉納する「初穂曳(はつほびき)」を実施し、主会場となる瀧原宮駐車場でビジョントラックによる初穂曳のライブ中継を行う。

会場には、干物や農産物、木工品、べっこうずしなどの特産品を販売する48店舗が出店するほか、七保牛(松阪牛)の焼き肉、大内山牛乳や乳飲料、伊勢ぶりの刺身、天然アユの塩焼きの振る舞いがある。ステージでは野原大神楽の披露や餅まき、ビンゴゲーム、牛乳早飲み大会などが行われる。

主催者は初穂曳への参加者を募っていて、町外の人も参加できる。瀧原宮大祭の法被、たすき、手拭いのセットも8千円(税込み)で販売する。

同協会の山添みゆき事務局長は「大紀町の豊かな食や祭りを知っていただきたい。初穂曳にも参加してください」と話していた。

問い合わせは同協会=電話0598(74)2277=へ。