【四日市】秋のガーデニングシーズンを迎え、三重県四日市市水沢町の安田製茶(安田長功代表)の花畑で20日、色とりどりのパンジーとビオラ苗約10万鉢の販売が始まった。花壇作りや寄せ植えにと、県内外から訪れた園芸愛好家らでにぎわっている。
人気のフリル咲きや移り咲きシリーズのパンジー、横に広がるはい性ビオラなど、国産・外国品種合わせてパンジー約50種、ビオラ約130種が並び、愛好家らは白や黄、青、ピンク、紫色や斑入りなどからお気に入りの苗を選んでいた。1鉢100円から300円までの5種がある。
桑名市大山田の黒川幸雄さん(75)喜枝子さん(72)夫妻は「28年来のお付き合い。よそにない種類も多く、毎年この時季が楽しみ」と話していた。安田代表(58)は「例年になく残暑が厳しかったため水管理が大変でしたが、上々の仕上がり。寒暖差で発色もいいです」と話していた。