伊勢新聞

明野高とのコラボメニュー提供 イオン津南の飲食店「龍神丸」、きょうから限定で 三重

【スクリーンに映る「三重の結び御膳」を紹介する明野高生と龍神丸スタッフ=津市高茶屋小森町のイオンモール津南で】

【津】三重県立明野高校(伊勢市小俣町)とイオンモール津南(津市高茶屋小森町)の飲食店「龍神丸」(青木龍太代表)がコラボした限定メニュー「三重の結び御膳」の提供が、21日から同店で始まる。限定80食でなくなり次第終了。21、22日の両日は同校生が店頭に立つ。

両日に同モール内各所で開催される「第33回県高校産業教育フェア」の一環で両者のコラボは3年目。

同御膳は同校生が育てた黒豚「伊勢あかりのぽーく」の豚カツとソーセージ▽安納芋の天ぷら▽「明高米『結びの神』」の釜焚きご飯と、同店人気の藁焼きカツオたたき▽カツオの節煮▽志摩産アオサノリのみそ汁―など計7品で税込み1848円。たたきには同校で育てたコメの稲わらを使っているという。

フェアを前にした発表会で同校生産科学科3年の仲世古柊風さん(17)は「高校生が一から育てたコメや肉を食べて明野高校の魅力を知ってほしい。お客さんの声を聞くとやりがいを感じられると思う」と話す。

青木代表(42)は「高校生の熱意と創意工夫はすごい。あかりのぽーくは脂身も甘く自信を持って出せる商品なのでぜひ味わってほしい」と呼びかけた。