「リブ」が破産手続き開始 四日市の介護施設運営 帝国DB発表

帝国データバンク四日市支店は18日、介護施設の運営やデイサービスを手掛ける「リブ」(三重県四日市市八田1丁目)が津地裁四日市支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。負債は約3億円の見込み。

支店によると、同社は平成11年10月に設立。四日市市内でサービス付き高齢者向け住宅の運営や訪問介護、デイサービスなどを手がけ、昨年3月期には約2億2千万円の年収入高を計上していた。

しかし、同業者との競合激化や過大な設備投資によって膨らんだ借入金の返済負担から低収益の体質が続き、債務超過が拡大。今年3月ごろから債務整理を進め、8月ごろに事業を他社に譲渡していた。