【四日市】三重県警四日市北署は17日、四日市市の70代男性が弁護士費用などの名目で、現金や電子マネー計1030万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性は3日ごろ、日本個人データ保護協会職員を名乗る男らから電話で「あなたの携帯からウイルスが拡散された」などと言われ、130万円分の電子マネーカードを購入し、利用するための番号を伝えた。
男性は14日にかけて、男らから「裁判になる。弁護士費用が必要」などと言われ、同様に電子マネーカード100万円分を購入したほか、宅配便で現金800万円を送付した。男性が14日に要求額を用意できず、同署に相談したことで発覚した。