伊勢新聞

資源ごみ分別マイスターを養成 度会小児童ら、ゲーム通して学ぶ

【ゲームを通して分別やリサイクルについて学ぶ児童ら=度会町棚橋の度会小学校で(同町提供)】

【度会郡】三重県の度会町はこのほど、同町棚橋の度会小学校で「資源ごみ分別マイスター養成講座」を開き、3年生59人が参加した。

同町が取り組むごみの減量化・再資源化に向けた推進プランの一環。4年生の社会科の授業でごみの処理や再利用について学ぶことから、その準備として3年生を対象に同講座を実施し、今回で2回目。参加した児童らには、11月にマイスター認定証が交付される。

この日は、伊勢広域環境組合の職員が古紙やペットボトルなど六つの分別とリサイクルについて説明した後、分別したごみがどのような物にリサイクルされるのか、ゲームを通して学んだ。

また、児童らが夏休みの宿題として各家庭でごみの分別を行った時に迷ったことや困ったことの中から、「傘の捨て方」や「汚れたペットボトルはリサイクルできるのか」などについて班別に考えて発表し、町職員が回答した。

児童らは「難しかったけど班のみんなで協力して考えることができた」「家に帰って家族と一緒に分別したい」などと話していた。