三重学生野球リーグの2023年秋季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は15日に閉幕し、個人賞の受賞者が決定した。10季連続12回目の優勝を果たした皇學館大から、優勝決定戦となった15日の四日市大戦で7回1/3を投げて9奪三振2失点の好投で勝ち投手となった右腕・江南怜(4年・津商)が大学3年秋以来4度目の最優秀投手賞を受賞した。
最優秀選手賞は2年秋から5季連続ベストナイン受賞(指名打者で2回、三塁手で3回)の5番・三塁手の中川聖也(4年・菰野)が初受賞した。
3番・遊撃手の井田翔斗(4年・津商)は勝負強い打撃で16打点を挙げて2年の秋以来2度目の打点王に輝いた。
2季連続盗塁王獲得の1番、左翼手の浅井颯茉(3年・海星)は前季(9盗塁)を上回る14盗塁を記録した。
準優勝の四日市大からは主砲で主将の鍛治園健人(3年・愛知啓成)がリーグトップの5割1分5厘の成績で首位打者賞と敢闘賞を受賞。
今季最終戦の皇學館大戦で鍛治園主将とアベック弾を決めた3番打者の加藤粛斗(3年・磐田東)が本塁打王(3本)となった。
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ベストナインは次の皆さん 投手 植田勝行(鈴鹿大▽捕手 瀬田歩輝(鈴鹿大)▽一塁手 鍛治園健人(四日市大)▽二塁手 河合拓真(三重大)▽三塁手 中川聖也(皇學館大)▽遊撃手 井田翔斗(皇學館大)▽外野手 浅井颯茉(皇學館大)小阪悠生(皇學館大)加藤粛斗(四日市大)▽指名打者 西林翔夢(鈴鹿大)