伊勢新聞

コスモス楽しみながらウオーク 知事も参加、亀山で「コスモス祭り」

【地区住民らとコスモスの花を楽しみながらウォーキングする一見知事(左端)=亀山市太森町太田地区で】

【亀山】三重県亀山市川崎地区まちづくり協議会(原重孝会長)は15日、同地区の太森町太田地区で、同協議会設立十周年記念「コスモス祭り」を開催した。

同祭りは、太田営農組合と太田自治会が協力。健康増進と地区住民らの絆を深めるのが狙い。

地元太田地区出身の一見勝之知事は「雨も上がり、秋晴れの下、コスモスを楽しみながら、ふるさとの道を皆さんと一緒にウォーキングに参加します。祭りを楽しみましょう」とあいさつした。

一見知事と原会長は、地区住民ら約150人と一緒に、コスモス畑の周辺約1・8キロをウォーキングしながら、ピンクや赤色に咲くコスモスの花と景観を楽しんだ。

また、コスモス畑の一角では、同協議会関係者らが五平餅やみたらし、地元有志らが子ども服や玩具のフリーマーケット、手作りクッキーなど販売。写真と写生コンテスト、市内のアマチュアバンド「こまつな」による歌の演奏もあった。

原会長は「約2ヘクタールの休耕田に咲くコスモスの花を皆さん楽しみながら、川崎地区住民同士の絆が深まる祭りになった」と話していた。