朝陽中・眞弓さん、2種目制覇 世界ユースAS選手権、津市長に報告 三重

【2種目優勝の金メダルを手にする眞弓さん(中央)。左は指導者の加藤香さん=津市役所で】

【津】アテネで開催された「WorldAquatics世界ユースアーティスティックスイミング選手権大会2023」(8月30日―9月3日)に出場し、チームとフリーコンビネーションの2種目で優勝した三重県津市立朝陽中学校3年、「みえA・S・C」所属の眞弓栞さん(15)が13日、津市役所に前葉泰幸市長を表敬訪問し、大会の結果を報告した。

眞弓さんは、3歳の頃からスイミングスクールに通い、小学1年で競泳選手コースに在籍。その後小学3年の時にアーティスティックスイミングの体験レッスンへ参加。みえA・S・Cに加入し練習を重ねた。

眞弓さんはアテネでの選手権を振り返り「初めての世界大会で緊張したが精いっぱい力を発揮することができた。仲間と力を合わせて最高の結果を残すことができうれしい」と報告。

前葉市長は「練習で続けてきたことを本番で発揮できる素晴らしい精神力」と話し「これからも良い泳ぎをしていってほしい」と祝福した。

すでに来年度の選手権に向けた練習を開始している眞弓さんは「選手権でヨーロッパの選手が見せた体を大きく見せる表現などを参考にして、練習を続けていきたい」と今後の意気込みを話した。