伊勢新聞

伊勢まつり、ねぶた華やか 5年ぶり本格開催

【華やかな宮後ねぶたの運行=伊勢市で】

【伊勢】三重県伊勢市の秋の風物詩「伊勢まつり」が7日、市中心部で始まった。台風やコロナ禍による中止や縮小を経て、5年ぶりの本格開催となり、2日間で約180団体が参加。実行委は期間中、12万人の来場を見込んでいる。

伊勢市駅周辺から県道鳥羽松阪線宮町交差点付近を主会場に、初日からパレードやパフォーマンスが繰り広げられた。

市内の小学校6校から約390人が参加した鼓笛隊パレードは、児童らが太鼓や鍵盤ハーモニカなどを演奏しながら元気に行進し、沿道から拍手が送られた。伊勢音頭パレードは、優美に踊りを披露。園児たちのみこしや和太鼓演奏、宮後祭心会の華やかな「宮後ねぶた」の運行などがあり、来場者らが写真や動画を撮るなど、にぎやかな祭りの雰囲気を楽しんでいた。

【フラッグを掲げたり太鼓を演奏しながら元気に行進する児童ら=伊勢市で】

8日は、ダンスショーやよさこいパレードなどを予定。午後4時半からは、東京ディズニーリゾート40周年を記念したスペシャルパレードも予定され、祭りのフィナーレを飾る(荒天時は、内容変更や中止の場合がある)。