伊勢新聞

会員ら13人の力作並ぶ 津で洋画グループ「四季」展 三重

【洋画グループ「四季」の作品が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで】

【津】三重県津市久居元町の久居公民館を拠点に活動する「洋画グループ『四季』」(東順一郎代表、会員13人)の第21回作品展が5日、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザギャラリーで始まった。会員の近作24点と、講師の月輪清さん=同市久居西鷹跡町=の賛助作品2点を展示している。9日まで。入場無料。

同グループは旧久居市時代から続く自主講座で、70―80代の男女が土曜日に集まり制作している。

カラーの花やガラスの浮き玉など教室で囲んだ題材や、ピエロ人形と紙風船を描いた「夢想」、水面を揺らせ航行する「タグボート」、ゴッホを思わせる構図をボールペンで点描した「オマージュ」などが並ぶ。

東代表(80)は「活動が20年を超え高齢化しているが皆描くのが好きな人ばかり。楽しく気楽に活動しているので若い方に入ってもらえるといい」と話した。