【いなべ】三重県いなべ市北勢町阿下喜の大西神社宮前通りで８日午前10時―午後４時、「阿下喜 宮前祭り」が開かれる。飲食物などの屋台が出て、ステージ発表やつきたての餅の振る舞いもある。
地域活性化に取り組む同市の団体「きびと」（近藤敏幸代表）が、神社の秋の大祭に合わせ、昨年に続き開催する。当日は通り沿いに、約18のブースが並ぶ。地元人気店の手作り弁当やカレー、有機野菜、古着、木工品などを販売するほか、輪投げやヨーヨー風船すくいなども用意。ステージでは同市の団体や個人が出演し、太鼓演奏やフラダンス、バトントワリングなどを披露する。着物の着付け体験会もあり、昭和の雰囲気が残る阿下喜の町を着物姿で歩くこともできる。
きびとの広報担当の安達清さん(71)は「季節の移ろいを感じてもらえると思う。たくさんの人に来てほしい」と呼びかけた。問い合わせは近藤代表＝電話０９０（１８６３）５８４７＝へ。