【桑名】三重県菰野町菰野の渡部佐惠子さん(86)の絵画の作品展が3日、桑名市南寺町のギャラリー寺町で始まった。8日まで。
油彩、水彩、パステル、鉛筆画の近作27点を展示した。戦争をテーマにした作品は、原爆ドームと黄色いドレスを着た女性を描いている。人物画や静物画なども並ぶ。
渡部さんは元小学校教諭。49歳から絵を習い始めた。今も三つの絵画教室に通い、合唱団にも参加している。同ギャラリーでの個展は3回目で、2年に1回開いている。「これからも絵を描き続けていく。1人でも多くの人に見てほしい」と話した。