安島自治会とJTなどが地域清掃 四日市

【ごみを拾う参加者=四日市市安島の城西公園で】

【四日市】地域をきれいにしようと、三重県四日市市の安島自治会は30日朝、日本たばこ産業(JT)三重支社など3つの企業・団体などと連携して、近鉄四日市駅周辺一帯の清掃活動を行った。

住民をはじめ、同支社と県たばこ販売協同組合四日市支部の女性部、全国でホテル事業を展開する「グリーンズ」(同市浜田町)から計約50人が参加した。

城西公園(同市安島)では、ビールの空き缶やカニの殻が散らばっていた。参加者はごみを拾い、伸びた草をむしったりもした。拾い集めたごみはJT社員らが分別し、9リットルのごみ袋5つ分になった。

清掃活動は昨年に続き2回目。空き缶やペットボトルなどもあったが、特にたばこの吸い殻が目立った。駅周辺に数カ所あった屋外喫煙所の一部が撤去され、衛藤真志自治会長(44)は「たばこの吸い殻のポイ捨てが増えたと感じる。市に現状を伝えたい」と話す。

JT三重支社の三浦雄一郎支社長(53)は「町をきれいにすることで、市民一人一人のマナー向上にもつながれば」と話した。