伊勢新聞

コロナ感染者、2週連続で減 三重県内

三重県は20日、先週(11―17日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。県内の感染者は一医療機関あたり平均17・3人で、前週の0・93倍。2週連続で減少した。

保健所管内別の一医療機関あたり感染者は桑名29・1人▽四日市11・9人▽鈴鹿22・44人▽津12・09人▽松阪9・75人▽伊勢16・82人▽伊賀20・13人▽尾鷲23人▽熊野6・5人―となった。

20日現在の病床使用率は26・1%で、前週の同じ曜日と比べて6・7ポイントの低下。確保病床は591床で前週と同じ。入院中の感染者は40人減の154人で、うち2人が重症となっている。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「感染者数は減少したが、ほぼ横ばい。人流が活発化したお盆の影響はなくなったと考えられるが、学校の再開に伴って家庭などでの再拡大が懸念される」とし、対策を呼びかけている。