設置は校区ごとに検討 義務教育学校で鈴鹿市教育長

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会9月定例議会は7日、本会議を再開。石田秀三(日本共産党)、高橋さつき(同)、市川哲夫(れいめい)、水谷進(れいめい)、藤井栄治(市民の声)の5議員が一般質問した。

この中で、児童数減少に伴い市南部地域の天栄中学校区に小中一貫の義務教育学校を設置する計画について、石田議員は「市内全校を義務教育学校にする方針なのか」と質問。

廣田隆延教育長は「市内全体で過疎化が進む状況にあるが、それについては校区ごとに検討を進める」と答弁した。

市と市教委は8月16日の市議会全員協議会で、令和14年4月をめどにモデル校として天栄中学校区に義務教育学校の開校を目指す学校再編計画を示した。