ゴミゼロ活動に750人 三菱ケミカル従業員など参加 四日市

【街路樹根元の除草作業をする参加者ら=四日市市七つ屋町で】

【四日市】四日市市東邦町の三菱ケミカル三重事業所(梅澤幸樹事業所長)は27日、「地域清掃奉仕活動(ゴミゼロ運動)」を実施した。三菱ケミカルとグループ22社、四日市合成の従業員有志と家族ら750人余が塩浜、河原田、日永、浜田地区の7ブロックに分かれて清掃作業に汗を流した。

地域美化と健康増進のため、毎年5月30日の「ゴミゼロの日」前後に実施し、今回で32回目。12年前からは隣接する高旭、七つ屋町など6つの自治会も参加し、地域と企業が一丸となって清掃活動に取り組んでいる。

参加者らは、グループごとに可燃、不燃、資源ごみの袋と炭ばさみを手に、側溝や草むらの空き缶、ペットボトル、たばこの吸い殻などを拾い、通学路や公園、街路樹根元の除草作業などで約一トンを収集した。梅澤事業所長(60)は「快適な町づくりのため、地域と企業一体となっての美化運動を通して共存共栄を図り、信頼関係をより深めていきたい」と語った。