三重で1238人感染 新型コロナ、7人死亡

三重県は29日、ゼロ歳から90歳以上までの1238人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日には1206人の感染を発表。県内感染者は延べ43万9282人となった。

県は29日、70代男性2人、80代男性2人、90代女性2人、百歳代女性1人の計7人が死亡したと発表した。4人は新型コロナが死因、3人は別の死因だった。28日は死者の発表はなかった。

このうち90代女性は自宅で容体が悪化し、救急搬送先の医療機関で亡くなった。搬送先で新型コロナへの感染が判明。新型コロナが死因だったという。県内感染者の死者は934人となった。

29日発表の新規感染者は前週同一曜日比で555人の減少。11日連続で前週同一曜日を下回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は514・33人で、3日連続で600人を下回った。

病床使用率は41・5%で前日から0・3ポイント低下。4日連続で50%を下回った。入院中の感染者は前日比2人減の241人で、うち重症者は1人増の5人。宿泊療養者は7人減の43人となった。

新規感染者は四日市市で210人、津市で205人、鈴鹿市で144人、松阪市で136人、伊勢市で84人、桑名市で80人、伊賀市で70人、名張市で51人、亀山市と志摩市で42人ずつ、菰野町で26人、明和町で23人、熊野市で20人、いなべ市で14人、玉城町と尾鷲市で12人ずつ、東員町と川越町で10人ずつ、大台町で8人、多気町、鳥羽市、紀宝町で6人ずつ、御浜町で5人、大紀町と県外で4人ずつ、木曽岬町、南伊勢町、紀北町で2人ずつ、朝日町と度会町で1人ずつ。