1597人感染、8人死亡 三重県内、新型コロナ

三重県は26日、ゼロ歳から90歳以上までの1597人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。31日ぶりに病床使用率が50%を下回った。県内感染者は延べ43万5875人となった。

感染者のうち70代男女2人、80代男女4人、90代男女2人の計8人が22日から25日までの間に死亡したと発表。80代と90代の男女2人は新型コロナが死因、他の6人は別の死因だった。

70代の男性は入所先の高齢者施設で療養していたところ、容体が悪化。救急搬送先の医療機関で亡くなった。基礎疾患があり、新型コロナが死因ではなかった。県内感染者の死者は918人となった。

県によると、新規感染者は前週同一曜日比で958人の減少。8日連続で前週同一曜日を下回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は622・85人で、2日連続で700人を下回った。

26日現在の病床使用率は49・1%で、前日から1・7ポイントの低下。入院中の感染者は前日比10人減の285人で、うち重症者は2人減の4人。宿泊療養者は4人減の55人となった。

新規感染者は四日市市で303人、津市で294人、鈴鹿市で169人、松阪市で156人、伊勢市で116人、桑名市で103人、伊賀市で81人、名張市で57人、志摩市で51人、菰野町で43人、亀山市で34人、いなべ市で32人、東員町と明和町で22人ずつ、大台町と玉城町で19人ずつ、尾鷲市で15人、県外で11人、川越町で10人、多気町と大紀町で8人ずつ、紀宝町で7人、度会町、鳥羽市、熊野市、御浜町で3人ずつ、朝日町で2人、木曽岬町、南伊勢町、紀北町で1人ずつ。