岐阜の久世さん油彩画と木炭画 桑名のギャラリーで個展

【油彩画「日盛り」(左)と個展を開いた久世さん=桑名市南寺町のギャラリー寺町で】

【桑名】美術団体の一水会に所属する画家、久世夢二さん(72)=岐阜県大垣市=の個展が25日、三重県桑名市南寺町のギャラリー寺町で始まった。約7年ぶり2回目となる個展で、油彩画と木炭画の計18点を展示した。2月5日まで。1月30、31日は休み。

久世さんは、点描という画法で油彩画を描く。100号の油彩画「日盛り」は、公園の遊具の影と地面に絵を描く子どもを描いている。青などの寒色系の色でまとめながらも「温かみを表現してみた(久世さん)」という。身近な題材を描き、このほかにも花や風景を描いた作品も並ぶ。

久世さんは「久しぶりの個展でワクワクしている。見に来た人にも楽しんでもらえたら」と話した。