三重県は21日、ゼロ歳から90歳以上までの1439人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染者は延べ42万8384人となった。
また、県は感染者のうち70代男性1人、80代男性1人、90代女性3人の計5人が19日から20日にかけて死亡したと発表した。90代の3人は新型コロナが死因、他の2人は別の死因だった。
うち70代男性1人と90代女性2人は自宅や高齢者施設で容体が悪化し、救急搬送先の医療機関で亡くなった。搬送先の医療機関で感染が判明した。県内感染者の死者は883人となった。
新規感染者は前週同一曜日比で1008人の減少。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は897・84人で、2日連続で1000人を下回った。前週比は0・70倍で、7日連続で1倍を下回った。
21日現在の病床使用率は56・8%で、前日から0・7ポイントの低下。7日連続で60%を下回った。入院中の感染者は4人減の330人で、うち重症者は3人減の4人。宿泊療養者は4人減の67人となった。
新規感染者は四日市市で231人、津市で230人、鈴鹿市で187人、松阪市で136人、桑名市で88人、伊勢市で80人、志摩市で65人、伊賀市で55人、名張市で46人、菰野町で43人、いなべ市で31人、亀山市で29人、熊野市で28人、紀北町で27人、東員町で22人、大紀町で17人、明和町で16人、尾鷲市で15人、玉城町で14人、川越町と紀宝町で13人ずつ、鳥羽市で10人、多気町と南伊勢町で9人ずつ、木曽岬町と朝日町で6人ずつ、御浜町で5人、大台町と県外で3人ずつ、度会町で2人。