国民民主党三重県連は21日、津市北河路町の「メッセウイング・みえ」で役員会を開き、任期満了(4月29日)に伴う県議選で新たに現職の3氏を推薦することを決めた。これにより、県連の推薦候補は8人となる。
県連によると、新たに推薦を決めたのは、田中智也(3期、四日市市)▽藤田宜三(4期、鈴鹿市)▽下野幸助(3期、同)―の3氏。任期満了(4月30日)に伴う鈴鹿市長選では、現職の末松則子氏を推薦することも決めた。
このほか、先月17日に持ち回り開催とした役員会では稲垣昭義(5期、四日市市)、濱井初男(3期、多気郡)の現職2氏への推薦も決定。任期満了(4月25日)に伴う津市長選では現職の前葉泰幸氏への推薦も決めた。
金森正代表は役員会後の記者会見で「公認候補を出すわけではないが、一人でも多くの推薦候補を当選させたい」と強調。野党が分裂したまま県議選に臨むことには「残念ながらいびつなところもあるが、頑張っていく」と語った。