第28回全国都道府県対抗男子駅伝（広島市平和記念公園前発着＝７区間、48キロ）が22日に行われ、47都道府県チームの区間エントリーが21日に発表された。過去２年は新型コロナウイルスの影響で中止され、開催は20年の第25回大会以来３年ぶり。
第25回大会８位の三重は、今大会も10位以内の好位置を目指す。前回最終７区（13キロ）８位の塩澤稀夕（富士通）＝伊賀白鳳高出＝を３区（８・５キロ）に起用。
１区（７・０キロ）に本年度全国高校駅伝１区の島子公佑（伊賀白鳳高）、２区（３・０キロ）に全国中学校駅伝１区の加藤結羽（三雲中）を置いて序盤で流れに乗りたい。
三重県チームの区間エントリーは次の通り。
▽１区 島子公佑（伊賀白鳳高）▽２区 加藤結羽（三雲中）▽３区 塩澤稀夕（富士通）▽４区 鈴木千翔（伊賀白鳳高）▽５区 古橋希翁（同）▽６区 廣瀬聡真（多気中）▽７区 坂田昌駿（ＮＴＮ）
■
21日は広島市内で開会式が行われ、鹿児島の市田孝（旭化成）が「ブラボーと言っていただけるような走りで、郷土の皆さんに感動を与えたい」と選手宣誓した。
３年前に続く優勝を狙う長野は立大男子駅伝監督を務める上野裕一郎（セントポールク）が７区、５０００メートルの高校記録を持つ吉岡大翔（佐久長聖高）が５区（８・５キロ）を走る。全国高校駅伝１区区間賞の長嶋幸宝（西脇工高）は兵庫の１区。１万メートルで昨夏の世界選手権に出た青森の田沢廉（駒大）は欠場する。