伊勢新聞

松阪市民病院職員を懲戒免職 入院患者の現金盗み起訴 三重

【松阪】三重県松阪市は20日、入院患者の現金を盗んだ松阪市民病院(同市殿町)の看護部に勤務する小阪真由美会計年度任用職員(37)を懲戒免職にした。

令和元年に採用され、看護助手として働いていた。昨年11月8日午前9時55分ごろ、同病院新病棟3階の病室で入院患者の財布から現金1万円を盗み、12月8日に松阪署に窃盗容疑で逮捕され、同月26日に津地検松阪支部に起訴された。

同市によると、職員2人でシーツ交換をしていて、相手がナースセンターに呼ばれた時に盗んだ。廊下に設置された防犯カメラに犯行映像が映っていた。

竹上真人市長は「会計年度任用職員も対象に職員の綱紀粛正に努め、信頼回復に向けて全力を尽くす」とコメントした。