伊勢新聞

みえ夢学園高生、一年の成果 デッサンや工芸、津で作品展 三重

【みえ夢学園高生の作品が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで】

【津】三重県津市柳山津興の県立みえ夢学園高校(庄村哲校長)の作品展が20日、津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで始まった。3部制の定時制総合学科で美術や服飾を学ぶ1―4年生計200人が授業で制作した作品約600点を展示している。22日まで。入場無料。

一年の成果を発表する場として毎年開催。例年の会場が改修工事で休館中のため初めて同施設で開いた。デッサン、ポスター、CG、版画、陶芸、金属工芸など多様な作品がギャラリーとエントランスロビーに展開されている。

「夢」の文字を自由にデザインして描いた布バッグ、鍛金の絞り技法で成形したワインクーラー、浴衣やドレスなどがあり、同校芸術科の谷川源教諭(37)は「発表の場があることは生徒の目標になる。いろいろなジャンルに興味を持ち一年やってきた成果を見ていたければ」と話した。