
【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会(宮木健議長)は16日、総務、文教環境、地域福祉、産業建設の4常任委員会による提言書を末松則子市長に手渡した。
提言は各常任委員会が約6カ月にわたって調査研究し、意見をまとめた計12項目。
提言書は宮木議長が末松市長に手渡し、「次年度の予算編成や今後の政策決定の参考にしてほしい」とあいさつ。その後、各委員長がそれぞれの提言内容について説明した。
総務委員会は災害時の避難所対応についてなど2項目、文教環境委員会は地域新電力会社の設立についてなど2項目、地域福祉委員会は重層的支援体制についてなど4項目、産業建設委員会は土地利用と企業誘致についてなど4項目を挙げた。
末松市長は「各担当部署で詳しく精査し、来年度予算など政策決定の参考にしていく」と話した。
提言内容についての行政の取り組みについては、市議会が1年後の各委員会で検証する。