四郷高生の美術・書道作品並ぶ 四日市市文化会館で発表会 三重

【美術コース生徒らの展示コーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市八王子町の県立四日市四郷高校(嶋田和彦校長)は14日、同市安島の市文化会館第一展示室で、第32回「四日市四郷高校芸術コース発表会」を開いた。美術と書道を選択する生徒41人の水・油彩、アクリル画や軸装、パネル作品など合わせて120点を展示している。15日まで。

美術コース2年生は、自分をテーマにした構成デッサンや対比をテーマにしたイメージ構成作品などを、3年生は、自由なテーマで描いた卒業制作のアクリル画や牛頭骨をモチーフにした静物画などを並べている。

書道コース2年生は、隷書体で表現した古典臨書などを、3年生は、中国・東晋時代の書聖王羲之の「蘭亭序」を行書でしたためた軸装などを出品している。

美術担当の廣田光司教諭(47)は「生徒それぞれが熱心に取り組んだ成果を、多くの方々に見ていただきたい」と話していた。