世界遺産「神宿る島」紹介 来月4日、斎宮歴史博物館で講座 明和町・三重

【多気郡】斎宮歴史博物館は2月4日午後1時半から、三重県明和町竹川の同館講堂で福岡県にある世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を紹介する講座を開く。参加無料。

沖ノ島祭祀(さいし)遺跡群からは伊勢神宮の神宝の原型を伝える奉献品が出土し、朝鮮半島への航海の安全を祈る国家的な祭祀が行われた。

講座は同館が協力する「ハルカムナカタキャンペーン」の出前講座として開催する。福岡県や宗像市、宗像大社などでつくる同遺産群保存活用協議会から講師を招く。

定員60人。同キャンペーン特設サイトから申し込む。締め切りは1月28日。問い合わせは同協議会事務局の福岡県九州国立博物館・世界遺産室=電話092(643)3162=へ。