【伊勢】三重県伊勢市の「二十歳のつどい」(成人式)が8日、同市岩渕のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で開かれ、2022年度に二十歳を迎える若者らが気持ちを新たにした。
成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、「新成人のつどい」から名称を変更し、昨年に続き、卒業した学校別に3部入れ替え制で実施。対象者1130人のうち991人が、振り袖やスーツに身を包んで出席した。
あいさつに立った鈴木健一市長は「社会人として成長する中で、あせらず一歩一歩を大事に、人生を豊かにするために頑張ってほしい」と祝辞を述べた。
式後、出席した若者らは、会場周辺で記念撮影するなど、旧友たちとの再会を喜び合っていた。
三重大学2年の森井翼さん(20)は「懐かしい面々に会えてうれしい。将来は教員になって、社会の一員として地元に貢献したい」、皇學館大2年の伊藤由莉さん(20)は「晴れ着で式に参加することは特別感があり、成人としての自覚を感じることができた」と話していた。