伊勢新聞

作品展や体験、ステージ発表 津・久居アルスプラザで新春祭 三重

【折り紙体験をする来場者ら=津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで】

【津】三重県津市久居地域の文化活動を紹介する「新春祭」(四季の彩り祭り実行委員会主催)が7日、同市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザであった。生け花や折り紙の作品展示や体験、ステージ発表などに約500人(主催者発表)が訪れた。

地域の文化振興を図ろうと冬と夏の年2回開催し25回目。久居文化協会の会員や公募で呼びかけた市内の文化団体など計9団体がさまざまに催した。

押し花、アートフラワー、創作折り紙、メダカと盆栽のコラボなど計約120点を展示。多くの団体が体験教室を設け、来場者はウサギの折り紙や春らしい花材の生け花などに挑戦した。ステージでは舞踊、フラダンス、詩吟などのグループが日頃の成果を発表した。

同市久居西鷹跡町の西沢博子さん(85)は生け花を体験し「初めて来たが面白い催し。見るだけでなく参加するのが楽しい」と話した。

小嶋みゆき実行委員長(65)は「参加団体に変化はあるが継続して25年。各団体でアイデアを出し合い今後も継続していきたい」と述べた。