三重県優秀選手・指導者を表彰 県教委、津で式典

【県勢初の国体優勝で紀平教育長から表彰される四日市四郷高校アーチェリー部の(右奥から)柴田選手、横山選手=県庁講堂で】

三重県県教委は6日、令和4年度県優秀選手・指導者表彰式を津市広明町の県庁講堂で開き、昨年3月以降に開催の、国民体育大会、全国中学校体育大会、全国高校総合体育大会(インターハイ)などの全国大会で上位入賞した7団体6校の選手、指導者149人を表彰した。

個人は1位から3位、団体は1位から4位までの成績を収めた生徒とその指導者をたたえる。複数の大会、種目で優勝した生徒は特別優秀選手として表彰し、今回はレスリング男子80キロ級の神谷龍之介選手(いなべ総合学園高)、重量挙げ男子61キロ級の松田魁利選手(亀山高)、四日市メリノール学院中女子バスケットボール部が受賞した。

優秀選手の年代は10代から50代までと幅広く、昨年10月に栃木県で開催の全国障害者スポーツ大会で活躍した選手も含まれる。県立盲学校で学びながら、視覚障害の陸上競技男子砲丸投げで優勝した59歳の吉澤雄裕選手は木平芳定教育長から賞状を受け取り「いろんな方の協力をもってこれからも練習し、頑張っていく」と話した。