伊勢新聞

三重県民1万人アンケートへ 防災や観光、リニア、生活の満足度調査

一見勝之三重県知事は5日の年頭記者会見で、無作為で抽出した18歳以上の県民1万人を対象に「みえ県民1万人アンケート」を初めて実施すると発表した。10日付で対象者にアンケート用紙を発送する。

県によると、平成23年度から続けてきた「みえ県民意識調査」の名称や質問内容を変更して実施。防災に関連する質問項目を増やしたほか、観光やリニア中央新幹線に関する項目を新たに設けた。

幸福実感度を尋ねていた項目は、生活の満足度に関する質問に変更した。10点満点で評価してもらう。結婚の希望や出会いのきっかけ、欲しい子どもの人数、転入・転出の有無と理由なども尋ねる。

一見知事は幸福実感度の質問を生活の満足度に変更した理由について「幸福かどうかを聞かれた人は幸福だと答えると思う。どちらかと言うと、生活満足度の方が客観的に答えてもらえる」と述べた。

2月8日までの回答を呼びかける。返信用封筒のほか、専用サイトでの回答も可能。アンケート結果は6月上旬にも公表する。問い合わせは戦略企画部企画課=電話059(224)2025=へ。