三重で1461人感染、6人死亡 新型コロナ

三重県は4日、0歳から90歳以上までの1461人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。5日連続で前週の同じ曜日を下回った。感染者のうち6人が死亡したことも発表。県内の感染者は延べ37万8036人となった。

県によると、亡くなったのは60代の男女2人、80代の男性3人、90代の女性1人。うち60代、80代、90代の男女計3人が新型コロナが死因、他の3人は別の死因だった。県内感染者の死者は725人となった。

県によると、新規感染者は前週の同じ曜日と比べて3495人の減少。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は854・68人で、前週の0・72倍。14日ぶりに1000人を下回り、3日連続で1倍を割った。

確保病床を2増の566としたが、入院者が前日比9人増の316人となったため、病床使用率は1・4ポイント増の55・8%。9日連続で50%を上回った。重症者は1人増の5人。宿泊療養者は12人減の64人となった。

県の患者情報プロジェクトチームは新規感染者数が前週同一曜日比で大幅に減少した理由について「医療機関の休業などによって検査件数が減った影響が大きい。増加傾向は大きく変わっていない可能性が高い」としている。

新規感染者は津市で330人、鈴鹿市と松阪市で163人ずつ、四日市市で143人、伊勢市で91人、桑名市で83人、亀山市で54人、志摩市で53人、伊賀市と県外で52人ずつ、鳥羽市で34人、紀北町で30人、いなべ市で29人、名張市で26人、熊野市で22人、菰野町で19人、明和町で16人、多気町と玉城町で14人ずつ、川越町で13人、紀宝町で10人、御浜町で9人、東員町で8人、尾鷲市と不明で7人ずつ、大台町で6人、大紀町で5人、朝日町で4人、南伊勢町で2人、木曽岬町と度会町で1人ずつ。