新たに2183人感染、死者2人 三重県内、新型コロナ

三重県は30日、未就学児から100歳代までの男女計2183人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病床使用率が10日ぶりに50%を下回った。県内感染者は延べ21万2183人となった。

県は感染者のうち90代の男女2人が29日に死亡したと発表した。うち90代女性は救急搬送先で感染が判明。2人とも新型コロナが死因ではなかったという。県内感染者の死者は451人となった。

新規感染者は前週の同じ曜日から675人の減少。6日連続で前週同一曜日を下回った。直近一週間の人口10万人当たり新規感染者は1169・44人で前週の0・81倍。3日連続で1倍を下回った。

30日現在の病床使用率は49・8%で、前日から5・9ポイントの低下。入院中の感染者は前日比34人減の291人で、重症者は1人減の3人。自宅療養者は1812人減の3万4123人となった。

県は8月の上旬から中旬にかけて判明した感染者のうち117人に実施したゲノム解析の結果を発表。95・7%に当たる112人が「BA・5」、4人が「BA・2」、1人が「BA・2・12・1」だった。

新規感染者は津市で381人、四日市市で361人、鈴鹿市で292人、松阪市で218人、伊勢市で148人、桑名市で122人、亀山市で96人、名張市で85人、伊賀市で81人、いなべ市で55人、志摩市で51人、菰野町で45人、東員町で37人、玉城町で28人、不明で23人、川越町で22人、朝日町と鳥羽市で18人ずつ、明和町で17人、紀北町で16人、多気町で14人、熊野市で10人、県外で8人、度会町で7人、尾鷲市と紀宝町で6人ずつ、木曽岬町と南伊勢町で5人ずつ、大台町と御浜町で4人ずつ。