28歳で全盲となった自分に、わたしが伴走するからと友人の薦めで応募して、ランナーとして走るはずが、コロナの影響で1年延期となり少しがっかりしましたが、いよいよ走ることができることを喜んでいます。
この1年間、五輪が開催されることを願いながら、聖火ランナーとして炬火(きょか)トーチを掲げ、走るんだという気持ちを絶やさず、自宅でルームランナーやダンベルなどの健康器具で、体力作りに励んでいました。
当日は、県発祥の生涯スポーツで、視覚障害者向けの卓球「SSピンポン」(サウンドテーブルテニス)の普及を願い、希望の道をつなぐ一人として一歩一歩味わって走ります。選ばれたことに感謝して、人生最高の思い出にしたいです。