2025年大阪・関西万博において、イタリアの地方には重要な役割がある―バッターニ氏
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イタリアの地方には重要な役割がある-バッターニ氏
*地方はイタリアの「国のシステム」を示すパズルを完成させる
【ローマ2024年11月24日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は、万国博覧会において「イタリアが目指すのは、国の文化、技術、研究を紹介し、そうした中で各地方が脚光を浴びる形で登場することです」と述べました。
同大使は「私たちは人々に、イタリアは多様性に富み、もっとよく知るべき豊かな文化を持つ国として紹介する必要があります。それが万国博覧会での最終的な目的です」と説明しました。
東京のイタリア文化会館で行われた、16回目の開催を迎えたソムリエコンテストのJETCUPの期間中、バッターニ氏はANSA通信に、Conference of Regions(地域会議)のプレジデントも務めるフリウリ=ベネチア・ジュリア自治州のMassimiliano Fedriga知事と議定書に調印し、次回の万国博覧会に向けて当初から取り組んできたことを強調しました。同氏は「例えば、ラツィオ州はスペルロンガから『ユリシーズの頭部(Ulysses' head)』の彫刻を持ってきます。また、そのすべての航空宇宙企業やハイテク企業も同行してくる予定です」と述べ、「日本はイタリアがどんな国なのかを知っていますが、この地域の他の国々は、主にファッション、デザイン、美食でイタリアを知っています。私たちはそのパズルを完成させる必要があり、それを地方の協力を得ながら達成しなければなりません」と語りました。
また、バッターニ・コミッショナーは、イタリアの地方には規模に違いがあるにもかかわらず、すでに大阪・関西万博への参加申し込みが2020年ドバイ万博への出展よりも多くなっていることを強調しました。
バッターニ・コミッショナーは「日本に行くには多額のコストがかかることは明らかですが、極めて大きなメリットがあります。私たちがミラノ工科大学に委託した調査によると、輸出は現在の水準より20%増加すると予想されています。これは2025年4月の大阪・関西万博のスタートから7億ユーロの増加に相当します」と述べました。
さらに同コミッショナーは「企業・メイドインイタリア省(Mimit)との協力により、各地方はそこに投資する大手日本企業を通じて自らをアピールするため、投資の誘致にもつながります。一例としては、ラツィオ州です。武田薬品工業は、リエーティ市に3億5000万ユーロの投資を行いました。私たちは、このストーリーを伝えなければなりません。そのコンセプトは、『1つのシステムとして取り組む』ことです」と語りました。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
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