LGイノテック、革新的な車載照明技術で世界の舞台で"存在感"示す

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車載用前方照明モジュール「ネックスライド A+」、「CES 2025 イノベーションアワード」を受賞
業界初、面光源技術を前方モジュールに採用・・・厚さは4割↓ 明るさは5倍↑
ムン・ヒョクス代表、「2030年までに車載用照明事業を兆単位の事業に育てたい」


ソウル(韓国)、2024年11月22日 /PRNewswire/ -- LGイノテック(代表ムン・ヒョクス)独自の車載照明技術が世界的に評価され、「CES イノベーションアワード」を受賞することとなった。

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LGイノテックは22日、車載用照明モジュール「ネックスライド A+(Nexlide A+)」が、全米民生技術協会(Consumer Technology Association、以下「CTA」)から「CES 2025 イノベーションアワード(CES 2025 Innovation Awards)」を受賞したと発表した。

CTAは、毎年初めに開催される「CES」の開幕に先立ち、技術性・審美性・革新性などの面で優れた出展企業の製品・サービスを選定し、イノベーションアワードを授与している。

今回「CES イノベーションアワード」を受賞した「ネックスライド A+」は、LGイノテックの車載用照明専門ブランドである「ネックスライド」シリーズ製品の一つ。業界で初めて、車載用前方照明モジュールに面光源を採用し、市場の注目を集めている。

面光源とは、通常の点状の光源とは異なり、表面全体が均一に発光する光源のことをいう。LGイノテックは、これまで700件以上の面光源技術に関する特許を取得しており、圧倒的な技術力を備えている。

従来の点光源を用いた車載用モジュールの場合、面光源のような効果を実現するには、"ライトガイド"など、点光源からの光を均一に分散させるための追加の部品が必要になる。また、光を拡散させるための空気層である"エアギャップ(Air Gap)"などを厚めに設ける必要がある。

特に、前方モジュールの場合は、高温にさらされやすい車の前方に位置しているため、熱を排出するための防熱構造を備えている必要がある。そのため、点光源のみを用いた従来品は容積が大きくなり、デザイン上の制約が生じてしまう。

これに対して、「ネックスライド A+」は、LGイノテック独自の面光源技術を採用し、追加の部品を必要とすることなく、モジュールだけで明るく均一な発光を実現しているのが強みだ。追加の部品を必要としないため、モジュールの厚さが従来品に比べて4割も薄くなっている。より効率的な空間活用が可能なだけでなく、車のデザインにおける設計自由度も高まっている。

また、高耐熱レジンコーティングやフィルム技術の採用により、放熱性能がさらに改善されている。明るさについても、従来の後方用の製品に比べて約5倍に向上しており、昼間走行灯の世界的な基準である500カンデラ(cd、光源の明るさを表す単位)を満たしている。

「ネックスライド A+」を含む車載用照明モジュールは、センシング・通信部品とともに、LGイノテックのモビリティ部品事業をリードする中核となっている。これまで国内外の完成車ブランドとともに約140件のプロジェクトを実施しており、累計受注件数は150件を超えている。また、直近10年間、年平均47%の売上高成長率を記録している。

LGイノテックは今後、前方照明モジュールのラインナップを拡充していく考えだ。小さな立体照明を繰り返し配置する"ピクセルライティング"技術の開発も来年までに完了させる計画だ。LGイノテックは、これにより、運転者と運転者(V2V)、運転者と歩行者(V2P)のコミュニケーションが可能になると期待している。

ムン・ヒョクス代表は、「LGイノテックは、未来モビリティ部品の『トータルソリューションプロバイダー』として、世界市場での地位強化に取り組んでいる」とし、「差別化された顧客価値を提供する革新的な製品を軸に、2030年までに車載用照明モジュールを兆単位の事業に育てたい」と述べた。

一方、LGイノテックは、来年1月に開催される「CES 2025」で、「ネックスライド A+」などの車載用照明モジュールや、自律走行用のセンシング部品である「ライダー(LiDAR)」など、差別化された製品を多数出展する予定だ。



 

(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.

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