山東省が「BRICSとの対話」イベントを開催、BRICS貿易協力の「山東モデル」を模索
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411200293-O1-p01P03gy】
(BRICSとの対話―山東省企業イノベーション・発展会議)」
AsiaNet 200550 (1274)
【済南(中国)2024年11月20日新華社=共同通信JBN】11月14日、China Council for the Promotion of International Trade Shandong Sub-council(中国国際貿易促進委員会山東省分会)の主催により、Dialogue with BRICS - Shandong Enterprise Innovation and Development Conference (BRICSとの対話―山東省企業イノベーション・発展会議)が済南で開催されました。「Work Together for Common Development(共同発展のために協力する)」というテーマの下、このイベントには、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、サウジアラビア、ブラジルなど10カ国以上の大使館、経済団体およびビジネスコミュニティーの代表者が集まり、実用的な協力に焦点を当て、BRICS諸国との地域経済・貿易協力の「Shandong Model(山東モデル)」を共同で模索しました。このイニシアチブは、山東省とBRICS諸国との貿易関係をより深く、より実質的なものにすることを狙いとし、それによりBRICS諸国のビジネスコミュニティーとの定期的な協力に向けた新しい枠組みを徐々に構想していきます。
元英財務省政務次官でゴールドマン・サックス元チーフ・エコノミストであり、「BRICS」という語を生み出したジム・オニール(Jim O’Neill)氏はビデオメッセージを寄せました。基調講演は、ブラジル農業・畜産・供給省(Ministry of Agriculture, Livestock, and Food Supply、MAPA)駐中国首席代表のJean Felipe Celestino Gouhie氏、在中国UAE大使館商務参事官兼UAE経済省代表であるAbdulla Albasha Alnoaimi氏、マレーシアのヌグリ・スンビラン州執行評議会(EXCO)上級評議員であるJalaluddin bin Alias氏によって行われました。
テーマ別プレゼンテーションの中で、中国国際貿易促進委員会山東省分会の孟向東(Meng Xiangdong)委員長は、山東省における質の高い発展のための新たな機会を強調しました。参加者は、産業デジタルトランスフォーメーション、人工知能、デジタルバンキングおよび通貨、クロスボーダー決済などのテーマについて議論しました。
このイベントでは、国際貿易、クロスボーダー電子商取引、物流と倉庫、食品加工、金融信託、バイオテクノロジー、製造機械などの業界に焦点を当てた「1対1」のビジネスマッチングセッションも開催されました。中国国内外の企業150社以上が参加し、緻密なマッチング協議を行いました。
BRICSの協力メカニズムは、新興市場と開発途上国が団結を強化し、共通の利益を守るための重要なプラットフォームを提供します。2024年1月1日、BRICS協力メカニズムは10カ国を含むまでに拡大しました。現在、BRICS諸国は世界貿易の5分の1以上を占めています。今年第1-3四半期、山東省と他のBRICS加盟9カ国との貿易総額は4493億2000万元に上り、同省の貿易総額の18.1%を占めました。
ソース:China Council for the Promotion of International Trade Shandong Sub-council
リリースURL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202411200293
注意:本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。